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キングオブタイム導入事例〜カスタム表示〜
皆さんこんにちは社労士の藤武です。
キングオブタイムでは、設定により打刻から時間集計(月別集計及び日別集計)ができますが、給与計算ソフトへインポートするなどで給与計算をする場合、必要な集計データだけが欲しいことがあります。
また、キングオブタイムの集計仕様により、集計結果が思った集計にならず混乱するケースがあります。
たとえば、法定休日に「休日所定時間」と「休日所定外時間」、さらには「休日残業時間」がそれぞれ集計されるのはキングオブタイムの仕様です。
(本来法定休日であれば、労働した時間は深夜帯を除き1.35倍で計算されるため、休日に所定外労働や残業労働などの概念はありません。)
このままの集計結果を、エクセルで再度集計したり、電卓で計算するなどはもったいないことです。
こういった場合、集計結果をカスタム項目設定を使用することで、欲しい集計結果だけを表示し、エクスポートすることができますので、ご活用いただくことをお勧めします。
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カスタム項目(カスタムデータ項目設定)について
KING OF TIMEでは標準項目では補えない集計項目を「カスタムデータ項目設定」で追加可能な機能です。
活用例:
• 休日労働時間などの独自集計
• 給与ソフトへの受け渡すデータの出力
表示仕様:
• 月別データ又は日別データそれぞれの「カスタム」タブに表示されます
管理ポイント:
・トップ画面左下[設定] 画面ん表示> [カスタムデータ項目設定] から設定
・日別・月別のタブにてそれぞれ作成
・編集からカスタム表示コード、表示名、計算単位を指定して、追加する項目を選択
→追加したい項目の+又はーのチェックを入れることで、時間数を加算又は減算することが可能です。
例:法定休日労働時間(カスタム項目追加)→法定外休日所定+法定外休日所定+法定外休日残業
補足事項:
• 出力に出力テンプレート設定も可能
• カスタム項目は“全ユーザーに共通で表示”される前提で活用ルールの整備が必須
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まとめ
必要に応じたカスタム項目設定の活用により、KING OF TIME の勤怠データ管理は大きく効率化できます。
目的に応じた画面と出力の最適化で、業務の手間と集計ミスの削減にお役立てください。
HP:https://assist.or.jp/
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