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今年の最低賃金
みなさん、こんにちは。大阪オフィスの久守です。
連日、暑い日が続いておりますが、皆さんいかがお過ごしでしょうか?
今は、パリオリンピックもすごく熱いですね!!
日本時間では、夜から明け方に競技しているものが多く、週末でないと中々リアルタイムで見ることもできないですが、選手のみなさんの頑張りに、私たちも元気をもらっています。まだまだ続くオリンピック、とても楽しみです!
さて、今日は「今年の最低賃金改定の目安」について、ご案内いたします。
様々なメディアでも報じられておりますが、7月下旬に正式に中央最低賃金審議会から厚生労働大臣に対して答申が行われました。
各都道府県の引上げ額の目安については、全国一律で50円とされています。
今後は、この答申を参考にしつつ、各地方最低賃金審議会の答申を行い、各都道府県労働局長が地域別最低賃金を決定することとなります。
仮に目安どおりに各都道府県で引上げが行われた場合、全国加重平均は1,054円となります。
今年の経済財政運営と改革の基本方針「骨太の方針」では、2030年代前半に全国加重平均で1,500円を達成する方針が示されておりますので、今年のみならず、来年以降も最低賃金の引き上げは大きくなりそうですね。
今後、各都道府県の最低賃金額が決まりましたら、こちらのブログでもお知らせいたします。
時給の方は、最低賃金を確認する上では分かりやすいですが、月給や日給の方は、時給に換算して最低賃金を上回っているか確認する必要があります。
最低賃金の変更は、毎年10月1日前後ですので、10月に焦ることなく、最低賃金の引上げの対象となる方などを確認しておかれると良いですね。