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キングオブタイム導入事例(6人医療業)〜従業員個々に雇用区分をあてて自動スケジュールをうまく運用する〜
皆さんこんにちは。社労士の藤武です。
キングオブタイム導入事例です。
今回は従業員が少ない場合でそれぞれの従業員の勤務が決まっている場合のおすすめの雇用区分設定を紹介します。
フルタイム1名、その他パートタイムにて1日の午前午後勤務が決まっているようなケースです。
今回のケースは、従業員数が6名であったため、全従業員用の雇用区分を作成しました。
従業員が少ない場合は、雇用区分を1人ずつ当ててしまうのもありです。
このように設定することで、個々のスケジュール設定も自動スケジュールを組むことが可能です。
例えば、こんなケースです。
Aさん フルタイム
Bさん 月・水・金
Cさん 木のみ午後勤務
Dさん 火は午前、金は午後
上記のような雇用契約であった場合、雇用区分をフルタイム・パートタイムのような2区分とせず、4区分を作成してしまいます。この場合雇用区分そのものは同じで構いません。
そしてスケジュール設定を勤務する可能性がある時間帯を作成します。
例えば、フルタイム勤務(09-18。休憩12-13。)、AM勤務(09-12)、PM勤務(13-18)のようなものですね。
その後自動スケジュール設定でそれぞれの個人ごとの雇用区分にパターンを組んでしまえばその後の自動シフトの運用が可能になります。
ただし、従業員数が多くなったり、月によってシフトがバラバラという場合はこの方法はおすすめしません。
従業員が多くなってしまった場合は、それぞれの雇用特性に応じて区分を作成し、自動スケジュールを使用するかどうかを検討すべきですね。
シフトがバラバラの場合も、結局毎月シフトを作成し直さなければならないためあまり意味をなしません。
なお、たとえば「毎週月曜か水曜の1日どちらかに出勤」というようなケースは、きっちりとスケジュールを組まず、暫定的にスケジュールを月曜と水曜に作成してしまった方が運用は簡便です。
スケジュールがある日の出勤はスケジュール設定により打刻が計算され、出勤しない日は単にデータがないだけという状態で無視できるからです。
今回は個々の従業員ごとに雇用区分をあてる方法をご紹介しました。
また随時紹介してまいります。
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