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介護事業所のBCP策定義務について②
皆さんこんいちは!大阪オフィスの筏です!
まだ日中は暑いですが、朝晩はずいぶん涼しく、過ごしやすくなりましたね🎵街に出ればハロウィングッズがちらほら🎃毎年ハロウィンはお菓子を作ったりして楽しみます☺今年は何を作ろうか悩みますね🎵
さて、今回は介護事業所における防災計画とBCPの違いについてお話いたします!
介護事業所における防災計画とBCP(業務継続計画)の違いは、それぞれの目的と範囲にあります。
①防災計画
目的:防災計画は、災害が発生した際に、利用者や従業員の安全を確保することを主な目的としています。これには、地震、洪水、火災などの自然災害が含まれます。
範囲:防災計画は、災害時の緊急避難や避難経路、避難所の確保、緊急連絡体制、救護・応急手当など、災害発生時の行動や対応を定めた計画です。
②BCP(業務継続計画)
目的:BCPは、災害や非常事態が発生しても事業継続を確保することを主な目的としています。これには、サービス提供の継続、従業員の安全と連携、事業環境の回復が含まれます。
範囲:BCPは、事業活動の中断を最小限に抑えるための計画であり、電力・通信設備の確保、代替施設の利用、従業員の役割分担や遠隔作業の準備、サービスの一時停止や継続的な提供などを定めた計画です。
BCPはどのようなリスクが存在し、優先的に対応すべき事象は何かを見極め策定する必要があります。BCPを策定する際には、盛り込む必要がある要点が『自然災害のBCP』『感染対策のBCP』とで異なりますので、次回はその要点についてご説明いたします(^^♪