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賃金・手当について③
みなさん、こんにちは!
社会保険労務士の山下です。
いよいよ4月29日からゴールデンウイークが始まりましたね。
5月9日まで11連休!という方もいらっしゃると思いますが、アシストはカレンダーどおり営業いたします(^^)/
今回は、令和2年賃金構造基本統計調査の結果の概況についてご紹介します。
「賃金構造基本統計調査」は、厚生労働省が行っている基幹統計調査であって、全国の主要産業に雇用される労働者の賃金の実態を、雇用形態、就業形態、職種、年齢、勤続年数等別に明らかにすることを目的としています。
毎年6月分の賃金等について7月に調査を実施していますので、約1年前の数字になります。
また、調査対象としているのは、調査月に18日以上勤務しているなどの要件を満たした労働者です。昨年は新型コロナウィルス感染症の影響により、例年と比べて要件を満たす労働者の割合が減少しており、多少影響を受けている可能性がありますが、自社の賃金を検討する際の基本データとしてご参考いただけると思いますので、一部ご紹介します。
<一般労働者(短時間労働者以外)の賃金(月額)>
☆性別
男女計 307,700円(前年比0.6%増)
男性 338,800円(同 0.8%増)
女性 251,900円(同 0.8%増)
☆新規学卒者の学歴別
大学院 255,600円
大学 226,000円
高専・短大 207,200円
専門学校 208,000円
高校 177,700円
<短時間労働者の賃金(1時間当たり>
男女計 1,414円(前年比8.4%増)
男性 1,658円(同 2.9%増)
女性 1,323円(同 11.7%増)
企業規模別や産業別、都道府県別などのデータもありますので、ご興味のある方は下記URLをご確認ください。