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師匠先生の顧問先
先日紹介をいただいた企業、自分にとって唯一の社労士としての師匠とよべる先生の元顧問先でした。
その師匠先生とは、社労士を合格した年に出会い、その先生のきっかけで社労士開業を目指し、今日に至ります。
その先生がいなければ、今の自分はいない。そう言い切れます。
ただ、勝手に自分が師匠と思っているだけで、当の先生はおそらく「君になにもしていない」というでしょう。
実際に何かをしてもらったわけではなく、存在としていてくれたことが自分にとっての意味でした。
実はその先生はすでに他界されています。
最後に電話でお話ししたときにはおそらく病床についておられ、その後お会いすることなく、訃報を聞きました。
とても喪失感でいっぱいになったことを覚えています。
そんな、師匠が関わっておられたお客様にお会いできるなんて思いもよらず、とても感慨深いものです。
今の感情としては、先生の名に恥じぬようなどと思いはしないし、そう思う理由もないわけで、先生の方が良かったと思われるのだけは悔しいと感じます。
関わらせていただくことになったら、悔しい思いをしないようにしたいと思います。