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名前に込められた思い
こんにちは、スタッフの近藤です。
いきなりですが、
告白してしまいます。
実は私、生まれた時、男の子だったんです。
正確にいうと、間違われちゃったんですけど。
取り上げてくださった先生と看護師さんに。
「元気な男の子ですよー」って言われて、何日かは男の子扱い。
危うく、「長男 誠司」で届けられるところだったそうで。
女の子とわかった時には、先生も看護師さんも平謝り。
嘘みたいですけど本当らしいです。
出生届までタイムリミットが迫るなか、
必死にひねり出した名前が「小由里(さゆり)」だったそう。
学生時代、担任の先生が変わるたび、「近藤…えーと、なんて読むのかな?」が恒例。
毎年いただく年賀状も必ず何通かは漢字が違っていて、
それが付き合いの長い方だとショックだったりします。
「なんでこんな名前にしたのかなぁ?」
長い間、疑問だったんです。
いや、嫌いな訳じゃないんです。
むしろ、好きなんですけど。
なんとなく聞けずに、五十数年(←長すぎ)たった今年のお正月。
父と一緒にテレビを見ていた時です。
「最近、読めない名前が多すぎるよねー」って話していたら、
急にポロッと話し出したんです。
「どんなに小さく(目立たなく)ても、
由緒(誇り)ある里(人生)を送ってほしいと思って名付けた。」と。
「えっ⁉︎そんな意味があったの?」
告白した後、かなり照れておりましたが。
長年の謎が解けた爽快感!
同時に思いの深さを感じ、自分の名前がさらに好きになりました。
皆さんは、お名前の由来をご存知ですか?
もし、ご存知なかったら、是非、ご両親に尋ねてみてください。
あなたがどれだけ愛されて生まれてきたか、感じることができるはずです。
きっと。