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【速報】キャリアアップ助成金 また変わります・・・
みなさん、こんにちは！
社会保険労務士法人アシストの西村です。
10月に入り、秋の気配を強く感じるようになりましたね。
まだ当分暑い日は続くようですが、朝晩は冷え込むこともあるようですので、
お体には十分お気をつけくださいね。
さて、今回は、令和７年度からの改正が想定される
キャリアアップ助成金（正社員化コース）
について取り上げます。
キャリアアップ助成金（正社員化コース）は、
非正規雇用労働者の雇用の安定を図るため、
「非正規➡正規」に雇用形態を転換した場合に活用できる、
人気の助成金です。
助成額は、令和５年11月28日までに正社員転換した場合は
１人当たり「57万円」でしたが、
令和５年11月29日以降に転換した場合は、
総額「80万円」に増額されました。
この「80万円」は一度に支給されるのではなく、
・第１期 正社員化６ヵ月後に申請し40万円
・第２期 正社員化12ヵ月後に申請し40万円
の２回に分けて支給されています。
これが、来年度（令和７年度）予算の概算要求において
見直されることになりました。
具体的には、前述の「第２期」について、
すべてのケースで申請できるのではなく、
一定の条件下でなければ申請できなくなります。
- 雇入れから3年以上の有期雇用労働者
- 雇入れから3年未満の有期雇用労働者であって、
過去から不安定雇用が継続しているもの - 人材開発支援助成金の対象訓練を受けた者
- 派遣労働者、母子家庭の母等
上記の条件のいずれかに該当する方を正社員化する場合は、
現行通り80万円（第１期、第２期）、
それ以外の方を正社員化する場合は
40万円（第１期のみ）の申請となります。
したがって、条件に該当しない方の申請の場合は、
現行の80万円から40万円に減額となります。
ちょっと残念ですね・・・
いつからの転換が対象となるかについては、
令和７年度の予算成立の時期によりますので
現時点でははっきりしませんが、
来春の転換からと考えておけばよいでしょう。
また、あくまで「概算要求」の段階ですので、
実際の予算化の際には変更になる可能性もゼロではありません。
今後情報がいろいろ出てくると思いますので、
このブログでもお知らせしたいと思います。
キャリアアップ助成金を始め各種助成金については、
私ども社会保険労務士にお任せいただければ
安心して活用いただくことができます。
まずはご相談だけでも結構ですので、
ぜひお声がけください！
