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定年退職と老後の収入
こんにちは!
社会保険労務士法人アシストの坂口です。
今日は定年退職と老後の収入についてのお話です。
現在の法律では定年退職は60歳を下回ってはいけません。60歳で定年退職をした後、第二の人生を謳歌したいのか、まだまだ働いて社会貢献したいのか。世間全体ではどうなんでしょう。
令和6年3月に内閣府政府広報室より「生活設計と年金に関する世論調査」が発表されました。
その中で61歳以降も仕事をしたい(していた)という方は71.1%になります。実に7割以上の方が定年退職後も働きたい・働いていた。とのことになります。
働く最も大きな理由は「生活の糧を得るため」でした。年金を受け取るまでの間や年金を受け取りながら働いて生活をされているということですね。
今後の受給できる年金額がどうなるかはわかりませんが、働きたいという人は今後も増えることが予想されます。企業としては定年後の従業員様の再雇用などの規則の見直しをしたり、求職者の求める条件に確定拠出年金など将来の不安をなくすものが必須になってくるのかも知れません。
世間全体が必要に駆られる前に、余裕を持って就業規則の見直しや確定拠出年金の導入を進めてみてはいかがでしょうか。
本日のお話はここまでです。