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春のお茶会
はじめまして。
2月から大阪オフィスに入社した伊東宏恵と申します。
どうぞよろしくお願いいたします。
さて、春です。
この3年間、コロナ感染拡大防止のため我慢することが多かったのではないでしょうか。
まだ収束とはいいがたい状況ですが、ようやく屋内でもマスク着脱が個人の自由になり、少しずつ日常へ戻る準備が必要かもしれません。
趣味で通っている茶道でも、コロナ感染拡大に伴い様々な制約が続いていましたが、先日3年ぶりに大きなお茶会がありました。
お手伝いをしたりお席回りをしたり、久しぶりに会う人も多く、リフレッシュするとともに楽しい一日でした。
お茶といえば、和菓子?お抹茶?集う人たちの着物?美味しいお食事?それともお茶碗や掛け軸?
お茶の楽しみは人それぞれですが、私にとっては、その席を持つ方が描いたストーリーを知ることがあります。
床の間の掛け軸・花から茶碗・茶器、お菓子に至るまで、お茶席で使われているものはすべて、そのストーリーに沿って選ばれています。
何の目的で行うお茶会なのか、どうしてこのお菓子やお道具を選んだのか、床の間に掛けられた掛け軸や活けられたお花にどのような意味を持たせているのか、パズルのような楽しみがあります。
今回のお茶会でもいくつものパズルがある中で、どのお席もコロナを乗り越え、心を新たに進んでいこうという前向きな想いを共有できるものでした。
皆様も、美術館のお茶席など、機会がありましたら、ぜひストーリーを見つけてみてくださいね。
後日談として、ほぼ3年ぶりの筋肉痛(太もも)におそわれたことを付け加えておきます。