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【動画配信あり】令和4年度改正人材開発支援助成金
皆さんこんにちは!
アシストセミナー事業部です。
令和4年度から人材開発支援助成金(訓練コース)に改正があり、そのうち特に重要な内容について解説をします。
改正点としては全部で7項目となり概要は下記のとおりです。
【令和4年度改正の概要】
1.訓練施設の要件の変更
2.訓練講師(外部講師)の要件の変更
3.OJTの助成額変更
4.訓練の統廃合
5.若年人材育成訓練の対象労働者の変更
6.助成対象訓練の変更(特別育成訓練)
7.訓練届提出時の書類の変更
●解説「3.OJTの助成金額変更」
まず、最も大きな変更点としてはOJTの助成金額変更です。これまでOJTについては1時間あたり760円(中小企業)の助成金額が設定されていましたが、今回の改正により1講習当たり10万円(中小企業)といった「定額制」に変更されました。
従って、これまではOJT訓練実施時間が多ければ、助成金額も大きくなっていたのですが、令和4年度以降はOJTに対する助成金は上記の金額が上限額となります。
なお、OJT実施最低時間数等の詳細は未定です。
●解説「7.訓練届提出時の書類の変更」
次に書類作成等の実務で苦労しそうなのが この改正です。訓練開始の1ヵ月前までに訓練計画届を提出しなければならないのですが、添付書類の中に「訓練日ごとのカリキュラム」が追加されました。
これまで特別育成訓練は2ヵ月~6カ月の訓練が可能とされていましたが、2ヵ月~6カ月間の日ごとのカリキュラムを事前に作成することはかなりの事務作業の負担が予想されます。
また、カリキュラムはどの程度流動的でよいのか。変更する場合は手続きが必要なのか?
※ OJTの実施時間等の詳細・訓練日ごとのカリキュラムの変更手続き等の詳細について、現時点(令和4年3月29日現在)では公表されていません。これらの点については、政府からの発表があれば情報を更新いたします。
こちらの内容については動画でも解説しています。
ぜひご覧ください!
↓↓↓
https://www.youtube.com/watch?v=09Ly7Wck5Bs