助成金
既存不適合機械等更新支援補助金事業
皆さん、こんにちは。
大阪オフィスの久守です。
近畿では、平年より21日も早い梅雨入りをし、連日の雨模様となっていますね。
大阪では、緊急事態宣言中でもありますので、さらにお家時間が増えそうです。
さて、今回は「既存不適合機械等更新支援補助金事業」についてご紹介いたします。
こちらは【フルハーネス型安全帯】【積載型トラッククレーン過負荷防止装置】の買換え等の支援となります。
安全帯の場合、
平成31年2月1日施行において、墜落制止用器具の規格が変更されております。
1.安全帯を「墜落制止用器具」に変更
【安全帯】 ⇒ 【墜落制止用器具】
胴ベルト型(一本つり) ⇒〇 胴ベルト型(一本つり)
胴ベルト型(U字つり) ⇒×
ハーネス型(一本つり) ⇒〇 ハーネス型(一本つり)
※改正後、胴ベルト型(U字つり)は「墜落制止用器具」とは認められません。
2.墜落制止用器具は「フルハーネス型」を使用することが原則
3.「安全衛生特別教育」が必要
詳しくは、こちらのパンフレットをご参照ください。
https://www.mhlw.go.jp/content/11302000/000473567.pdf
そして、法令改正後も改正前の構造規格に基づく安全帯を使用が認められる猶予期間がありますが、こちらが2022年1月1日で終了します。
したがって、改正後の構造規格に該当しないものは、買換えしていく必要あります。
その買換え等の費用を一部補助するものが、今回ご紹介する「既存不適合機械等更新支援補助金事業」となります。
既存不適合機械等更新支援補助金について
「国」から「建設業労働防止協会(建災防)」に定額補助金を交付し、
「建設業労働防止協会(建災防)」が「既存不適合機械等所有事業者等(中小企業又は個人事業者)」に間接補助するという形となります。
【スケジュール】
①WEB登録及び申請書類
積載型トラッククレーン過負荷防止措置 : 5月7日~7月8日
フルハーネス型安全帯 : 5月14日~7月15日
※予算を大幅に上回る申請があった場合、上記期間の途中であっても公募を中止されることがありますので、お早めに申請ください。
②審査
③審査委員会及び交付決定
④購入等及び実績報告書類の提出
※交付決定前にご購入いただくと、補助金の対象とはなりませんので、お気をつけください。
⑤検査
⑥交付額確定、交付
詳しくは、建設業労働災害防止協会(建災防)のHPにご案内がございますので、そちらもご参照ください。
https://www.kensaibou.or.jp/support/subsidy/index.html